「棟梁」を読んで(続き)

目安時間3分

小川さんはこうも言われています。

 

「弟子も材料の木もみな不揃い。不揃いのものの1個1個、一人一人を活かして総持ちで作り上げるから丈夫で美しい建物が建つ」のだと。

 

「人も組織も生もの。腐らせないためには常に不揃いがいいのだ」

 

「単純は強いわ。人も建物も図面も、単純できれいに無駄のないものじゃなくちゃだめだな」

 

「その人が完成してから任せたらだめなんだよ。未熟なうちに任せなくちゃだめなんだ。できないということをわかっていて親方は任せて、そして任せたら余計なことを聞いたらあかん。黙って、機を見て「できたか」って聞けばいい」

 

「人は安きに流れたがる」

 

「法隆寺なんかは、不揃いの部材でできているということや。それでも千三百年持ってるんだ。もしかしたら、それだから千三百年持ってるのかもしれん」

 

「棟梁は人の癖を見抜き、木組みをするように人にも働いてもらわねばならんということやな。大きな建物になれば、一人ではできない。大勢の力がいる。大勢集まれば癖のあるやつが大勢いる。それを上手に使ってやらねばならんぞというんやな

 

「組織というのは一度、栄える。しかし必ず腐り始める。いつまでも俺が棟梁ではあかん。一番腐るのは上に乗っているリーダーからや。今は俺が席を譲る番や」

 

「重しを外さないと下は伸びない」

 

「やれるかどうかなんて考えることは必要ねえんだ。どうやったらできるかを考え、やりながら次を見通すんだ」

 

「一つのことに打ち込んでおれば、人間は磨かれる」

 

「ほんとうを覚えるのには時間がかかる。時間はかかるが一旦身についたら、体が今度は嘘を嫌う。嘘を嫌う体を作ることや。それは刃物研ぎが一番よくわかる」

 

「不安定の中に身を置け」

 

不安定、不ぞろい、ハプニングはそれが当たり前で、それが日常なんだとうことは、麻雀の桜井章一氏も同様のことを言われていたと思います。

 

不安定の中にこそ安定を求める。

 

そうしないと腐ってしまう、いつの間にかおかしな方向にいってしまうということを語っておられるのだと思いました。

 

 

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東洋医療技術研究会

現代表は勝木れい子

鍼灸師(赤門鍼灸専門学校卒)

経絡治療学会の学術部長を経験

のち「気と経絡」の研究に没頭する。

現在は望診法講座「気流診」の講師

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