食事について考えること

目安時間5分

最近、「食」について考えさせられることがありました。

 

テレビのある健康番組で、日本人の油の摂取量が危険な量に達しているという話題が気になったからです。

 

ところで昔の日本食は理想的で、健康に良いという通説があるそうですが、では日本食とはどんなものなのでしょうか。

 

調べてみますと、現代日本の食事が激変したのは東京オリンピックあたりかららしいのですが、なにが一番変わったのか、というと「油」の摂取量だそうです。

 

現代食の調理には欠かせない植物油、パーム油、ラードなどに含まれている成分はオメガ6と呼ばれていて、この成分を摂取しすぎると体の中で炎症物質を発生させてしまうという研究報告がだされています。

 

これがアトピーなどの皮膚炎の原因になっているという報告もあり、動脈硬化や癌、認知症にも悪影響を与えているとのことです。逆にその炎症反応を抑える油成分はというとオメガ3と呼ばれているもので、それを含む油はアマニ油やエゴマ油だということです。

 

オリーブ油に含まれるオメガ9という成分もそういった効果があるそうですが、残念ながら日本では純粋なオリーブ油は入手しにくく、一般に出回っているのは化学的に精製されたオリーブオイルで、日本人好みの味付けがなされているそうですが、本来の効果はあまり期待できないそうです。

 

純粋なオリーブオイルは少し苦味もあり、日本人好みの味ではないのかもしれません。

 

さて、もともとの日本食は焼く、煮る、炊く、といった調理方法をとっており、そもそも油を調理に必要としていませんでした。

 

ですから昔の日本人は油の摂取量が少なかったのです。ちなみに終戦直後の日本人の油分平均摂取量は1日約13グラム、現代の日本人は1日約55グラムだそうで、4倍強に増えています。その分、病気のリスクも増えているのですね。

 

始原東洋医学からの回答

実践している始原東洋医学(有川貞清創設)では、健康・病気・死を下記の様に 捉えている。1. 健康とは、身体本来(細胞一つひとつ)のベクトルが統一した状態。2. 病 気とは、統一の崩れた(局所の)ベクトル異常があり、それを本来のベクトルに沿うよう に変えようとする力(自然治癒力)が働いている状態。3. 死とは、方向性が崩れてそれを 回復しようとしない状態を意味している。 また、看護の先駆者であるF.ナイチンゲールは『看護覚書』に「すべての病気は、その 経過のどの時期をとっても、程度の差こそあれ、その性質は回復過程(reparative process) であって、必ずしも苦痛をともなうものではないのである。つまり病気とは、毒されたり (poisoning)衰えたり(decay)する過程を癒そうとする自然の努力の現れであり、それは何 週間も何ヶ月も、ときには何年も以前から気づかれずに始まっていて、このように進んで きた以前からの過程の、そのときどきの結果として現れたのが病気という現象なのである」 と記述している。 上記より、身体症状とは≪いのち≫のハタラキである、自然治癒力・自己治癒力・ホメ オスタシスが働くことにより、本来の状態に戻ろうとする回復過程であると捉えている。 湯液も鍼灸も、自然治癒力のハタラキにより、病体において一人ひとり異なって発現す る、“気滞・経絡・強力反応点”を解消することにより、自然治癒力が十全に働くための援 助をしており、作用機序も同じであることから“湯液鍼灸作用同一論”を提唱している。

 

『身体症状』を如何にとらえるか
明治国際医療大学 基礎鍼灸学講座 渡邉勝之著 より抜粋

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東洋医療技術研究会

現代表は勝木れい子

鍼灸師(赤門鍼灸専門学校卒)

経絡治療学会の学術部長を経験

のち「気と経絡」の研究に没頭する。

現在は望診法講座「気流診」の講師

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